中国福建省厦門出身の楽斉です。この苗字は中国でも珍しい苗字なのです。大学は四年間中国の蘭州大学日本語学科に通っており、日本語と日本文化を勉強しています。福建省は中国の南方にありますが、大学は遠い西北の砂漠の中にあります。そのため、全く違う文化も体験できました。同じ国なのに、これほどカルチャーショックを感じたのもなかなか面白い体験だと思います。
大学三年生の時、交換留学生として北海道大学で勉強したことがあります。その時、日本人の外来文化に対する包容力に感心し、異文化交流に興味を持つようになりました。中国で「君子は和して同ぜず。小人は同じて和せず」という言葉がありますが、日本で始めてこの言葉の意味を分かりました。異なる言語を勉強していらっしゃる皆様は、このような「違い」から「和」を求めているのではないかと、私は思っています。このように、もしイメージと違う中国を知りたい方は、ぜひ私の話をお聞きください。

中国語はよく深い言葉だと言われています。同じ言葉でも、場合によって違う意味を持つことも珍しくないです。それを理解するために、授業中では、ダジャレやジョークなども使って一番理解しやすい説明をし、皆様と一緒に会話しながら楽しく中国語を勉強したいと思います。

大学の四年間では、主に日本語と日本文化についてのことを勉強しました。しかし、実際に日本に行ってみたら、本から学んだ日本語はどうも限界があることに気づきました。それは、日本人の考え方がよく理解してないからだと思います。そこで、もし、日本人の皆様に中国語を話して頂けると、中国語で日本人の考え方を分かることができるのではないかと考えから、この教師に応募したのです。それに、外国語を使って、自分の母語を見直すのもなかなか面白い体験だと思います。

とても良い先生です。