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「辛くなければおいしくない」ということは「良性の自虐」?

大家好!皆さんこんにちは、オンライン中国語教室ネットチャイナの左です。
中国語の文章を皆さんにお届けしますので、中国語の勉強に役に立てれば嬉しいです!
では、今日の文章をご覧になってください。

通过自虐获得“快乐逆转”
 

美国宾夕法尼亚大学心理学教授保罗•罗津创造了一个词来形容这种行为,叫良性自虐,指的是一种通过自虐获得享受的状态,可谓越虐越开心。
 

米国ペンシルバニア大学で心理学を教えるポール・ロジン教授はこうした行為を「良性の自虐」と呼んでいる。自虐行為を通じて快楽を得る状態を指し、残酷であればあるほど喜びを感じるという。
 

罗津与同事在论文中称:“当进行一些消极的行为时,人类的身体和大脑会感受到威胁。但随后会发现实际上并不存在危险,因此会有一种‘驭体于灵’(mind over body)的快感。”
 

ロジン教授は同僚と共同執筆した論文の中で、「一連の消極的行為を行う時、人の身体と大脳は脅威を感じる。しかしその後、実際には危険はないとわかると、『心が体を超える』(mind over body)ような一種の快感を感じる」と述べた。
 

从生理机制的角度来看,身体在面对痛苦时,会释放一种叫内啡肽的天然镇定剂,它能与吗啡受体结合,产生跟吗啡、鸦片一样的止痛效果和欣快感。也就是说人类的快乐系统和痛苦系统是紧密联系的,痛苦刺激之后,快乐系统也跟着活跃起来,正所谓痛并快乐着。在这样的生理机制下,像“无辣不欢”这种自虐行为就不难理解了。
 

生理メカニズムから言えば、身体は苦痛に直面すると、エンドルフィンという天然の鎮静剤を分泌し、モルヒネの受容体が結合し、モルヒネやアヘンのような鎮痛作用や多幸感をもたらす。人の快楽を感じるシステムと苦痛を感じるシステムは密に連携しており、苦痛の刺激を受けると、快楽システムも活性化し、これが苦痛でありながら快楽を感じるという状態をもたらしている。こうした生理メカニズムにおいて、「辛くなければおいしくない」という自虐行為を理解するのは難しいことではない。
 

良性自虐可调节负面情绪
 

人们喜欢良性自虐除了获得快感外,还有另一个原因,就是它可以帮助人们调节负面情绪。
 

人が良性の自虐を好むのは快楽を得られるだけではなく、それによってマイナス思考を調節できるという別の原因もある。
 

首先,它有助情绪宣泄。有人喜欢看虐心剧哭得稀里哗啦,有人喜欢看恐怖片一边惊吓一边享受,都是为了能够释放现实中压抑的情感。
 

まず、カタルシスを得られるというメリットがある。泣けるドラマを見て心ゆくまで涙を流すことを好む人がいれば、ホラー映画を見て恐いと思いつつ楽しむ人もいる。どちらも精神的苦痛を軽減しているのだ。
 

其次,良性自虐还能转移痛苦。通过良性自虐,把精神上难以承受的焦虑、压力等情绪转移到身体上,从而减轻精神的痛苦。很典型的例子是有暴饮暴食习惯的人群,他们不一定享受进食的过程,但一定享受把自己吃到胃胀胃痛的感觉,好像越难受越心安。
 

そして良性の自虐は苦痛を転化させることができる。良性の自虐を通じて、精神的に耐えられない不安やストレスなどの感情を肉体に転化させることで、精神的苦痛を軽減する。その典型的な例として、暴飲暴食する癖のある人は、必ずしも食事を楽しんでいるわけではないが、胃袋が一杯になって胃が痛くなるようなその感覚を楽しんでおり、苦しければ苦しいほど逆に心は安らぎを感じるということがある。
 

还有一点,良性自虐通过刺激感官,能让人们感受到自己鲜活的存在。这在上班族身上体现得很明显,一位知乎网友分享了他的真实体验:“熬夜到非常累才睡很爽……感觉只有在这些时候,自己才是自己。”
 

さらに良性の自虐は感覚器官への刺激を通じて、人々に自分が生きているという存在感を抱かせることもできる。こうした傾向はサラリーマンにより顕著にみられ、Q&Aサイト「知乎」のユーザーは自分の経験を踏まえて、「疲れ果てるまで夜更かしをしてから眠るとすっきりする……こういう時だけ、自分が確かに自分であることを感じられる」というコメントを寄せている。

转载自人民网日文版
 

以上は今日の中国語コラムでした。
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では、再见!